iPhone13シリーズが発表されたけど、本当に売れるの?

 

先日、iPhone13への期待というテーマで一度記事を書いていたのですが、ついにiPhone13が発表、販売という流れになりました。

 

それでは、驚くべき新機能が出てきて、みんながビッグウェーブに乗るしかない!と飛びつくようなものになったのか?というと残念ながらあまりそうは思えないような状況になり、ネット上の意見を見る限りではどうなのかなと思えるようなものになりました。

 

iPhoneとしてのブランド力がまだ落ちたわけではありませんし、買い替え需要というものも当然あるものにはなりますが、今回のiPhone13は果たして売れるものになるのでしょうか?

 

 

 

1.指紋認証は無し

 

iPhone13からは指紋認証が復活するんじゃないか!?と言われていましたが全くそんな話は出ずに指紋認証無し、FACE IDのみということになりました。

 

FACE IDもマスクをつけていても認証がスムーズになるなんて話がありましたが、特にそのような機能が実装したという話はありませんでした。

 

これはコロナ禍が未だに解決しない日本にとっては致命的です。将来的にはマスクをしない世の中になるかもしれませんし、そのときには不要になるのかもしれませんが、現時点での指紋認証ある、無しというのは大きいです。

 

androidでは画面内指紋認証も実装しているそうですし、iPad等で機種横での指紋認証があるのであれば、できないことはなかったはず・・・。

 

海外では日本ほどマスクをしているわけではない、もうアフターコロナへ向かっているということで、マスク生活必須の日本のことはスルーされたのか、それとも単純に企画〜設計に関して、もう時期的に間に合わなかったのか。

 

この点は今回非常にもったいない点になってしまいました。

 

 

2.本体が重くなった

 

iPhone13の重さは173g、iPhone13 miniで140g。

 

今回のiPhone13は前回のiPhone12より重くなったのです。
iPhone12の重さは162g、iPhone12 miniで133g。

 

iPhone13で11gアップ、iPhone13 miniで7gアップ。
大した変更ではないと思うかもしれませんが、だんだんと軽くなるのであればいいですが、重くなりましたはちょっと微妙かなと感じます。

 

ちなみにiPhone11は194gで持った感じ、かなりの重みを感じます。
この重さというのは結構馬鹿にならないのです。

 

特に電車で移動している人等で電車の中で持ち続けるとなると、ほんのちょっとの違いが結構な手への負担になったりするものです。

 

他のものならたいして気にならなくても、スマホは24時間365日使い続けるようなものじゃないですか。

 

当然機能は進化しているので重くなっている部分もあるのでしょうけど、やはり軽さは売りにしてほしかったなというところです。

 

 

3.リフレッシュレート 120Hz対応

 

iPhone13はProのみリフレッシュレート 120Hz対応となりました。
これは画面の動きが滑らかに見えるというもので、ゲームをしている人にとっては重要な指標になるのかもしれません。

 

今回Proのみですし、そもそもこの進化ってほとんどの人は期待していないのでは?と思ってしまいます。

 

iPhoneでのゲームにそこまでの臨場感を求めますか?いやもちろん求める人もいるとは思いますが、そこまで本気のグラフィックを求めるゲームはPCかPS5等にならないのでしょうか?

 

これは個人的感想なので、どうかはわかりませんが、あまりこの進化を売りにされてもピンときませんでした。

 

 

4.バッテリーの持ち

 

iPhoneで気になることはバッテリーの持ちです。これを一番重要視している人も多いかと思います。

 

iPhoneを使い続けていると意外と速くバッテリーがなくなってしまいますよね。せめて1日はフルで持ってほしくて、通常利用であればまあ持つのでしょうけど、旅行であったり、外出で1日中使いたい、写真・動画を撮りまくりたい等のときに持たないのはなんとかしたいものです。

 

今ではモバイルバッテリーが当たり前のような風潮にはなりましたが、できれば本体だけでなんとかなってほしいもの。

 

今回iPhone13でiPhone12よりも2.5時間長く動作、iPhone13 miniは1.5時間長く動作するということです。

 

長くなったのは良いことですが、2.5時間というのはどうなんでしょう。
あくまでスペック上の2.5時間であり、実際にはどの程度かということはわかりません。

 

インパクトとしてはちょっと弱いかなという感じがあります。
もの凄い大幅にバッテリーが持つようになったとまでは言えない感じがしますよね。

 

 

5.カメラの進化について

 

カメラ性能はさらに進化していますし、今回はProの場合、映画を撮影できるレベルへの進化したような謳い方をしています。

 

カメラが進化するのは素晴らしいことではあるのですが、これもなかなか評価しづらくなってきました。

 

もうそこまで明らかに変わる変化が得にくいですし、そこまでの撮影レベルでiPhoneを使う人は限られてきてしまいます。

 

そろそろカメラ性能レベルの向上がマニア向けになってきたようにも感じてしまいます。
YouTuberでiPhoneで撮影してアップする人にはいいかもしれませんが、やはり限られた人達になってしまいますよね。

 

 

6.個人的な結論

 

個人的な結論としては、今回のiPhone13については目立った進化がなく、iPhone11、iPhone12あたりを保有していて問題がないのであればそこまでの買い替えメリットがないように思えます。

 

もう少しiPhoneには驚くような進化を期待したかったというところです。
せめて指紋認証復活くらいのインパクト。これくらいは欲しかったです。

 

そろそろスマホも成熟期に入ってきてそう簡単に新しい機能を搭載できるわけではないのかもしれません。
そのあたりの事情というのもわかりますが、それでもiPhoneには期待したい。iPhoneなら何かきっとやってくれるはずだと思うのです。

 

次のiPhoneこそ期待していきたいですね。


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