オンライン授業はもっと進められないもの?

 

臨時休校の基準判断となるガイドラインを示すことに決めた。
このような話が出ています。

 

かなり今更の話のような気がしますがこれは仕方がないようなことなのでしょうか?

 

再び登校開始することによって感染が広がってしまう。
子ども同士で感染して、自宅に持ち帰り家族が感染してしまう。

 

このような問題が起こりかねない以上、臨時休校はもちろんですが、オンライン化をもっと進めなければいけないのではと思います。

 

本当にそこまでの登校が必要なのか、もっとよりよい方法が見つからないのでしょうか?

 

 

コロナ禍になってもう2年目

 

今はもうコロナ禍になってもう2年目になりますが、すでに1年半程度は経過しています。ここにきて休校基準ガイドライン。

 

そんなに時間がかかるものなのか思ってしまいます。
実際には影響度等を考慮して調整が多々入るものだとは思いますが、それでも動きが遅すぎではないでしょうか。

 

コロナが簡単に解決するなんてもうそんなことはありえない話になっていますし、解決すると考えていたとしても準備をしていなかったというのはありえまえん。

 

休校基準のガイドラインがどの程度のレベルの話したのかということはわかりませんが、もうとっくに備わっていて何かが起こってもいつでもオンライン授業を進めて行く準備ができているくらいでないといけないのではないでしょうか。

 

 

オンライン授業で問題はないのでは?

 

学校の授業に関してはもう一部オンライン授業が導入されているというところは多くあります。実際のところ別に学校に直接通って授業を受けなくてもオンライン授業でもそんなに変わるところはないのではないでしょうか。

 

中学校以降の話と小学校ではまた違うかもしれません。特に小学校の場合は勉強を教えるということ以外にも集団での社会生活というような意味合いも大きいものかなと思われます。そういう要素についてオンライン授業しか行えていないと身につかないというところもあるかもしれません。

 

ですが本当に全員が学校に登校しなければいけないというような理由は少ないようにも思えてしまいます。ある程度感染予防ができる一部の人数を登校させ、後の人はオンライン授業にする。実際に投稿する人数は順番にして限られた人数にする。そういうことは可能なはずです。

 

そもそも毎日登校しなければいけない理由が絶対にあるとは思いません。授業に関してはあくまで直接付けているか画面を通して受けているかの違いであり今ではリアルタイム授業もほぼ問題なくてきてしまいますし画面を通じてのコミュニケーションというのも普通にできてしまいます。

 

もちろんオンライン授業だけで教育上大丈夫なのかという不安があるのは分かります。それはまた100%オンライン授業ではなく一部登校する日を設ければいい話だと思いますしそこまで毎日投稿したければいけないというものではないはずです。

 

 

 

給食であったり子供の居場所という問題はある

 

学校は勉強を教えるというだけではなく社会生活を教えるというようなこともあるということを言いました。さらにそれに加えて給食を用意したり子供の居場所を用意するという意味合いもあるというところもあります。

 

家にいるとなかなか居場所がないとか昼ご飯を用意することができない、家から離れて教育を受ける場所を用意しないと難しいという環境の人も多くいるはずです。そんなに全ての人が自宅で最高の環境用意できるということはありません。この問題はオンライン授業では解決することができません。

 

ここに関しては学校とは別で何か地域のサポートが用意されていてもいいのではと思ってしまいます。学童保育のようなものがすでにあるわけですかこれをもっと利用しやすくしたりある程度の年齢になっても受けられるようなサービス。これを拡張していけば良いのではないでしょうか。

 

すでにコロナが発生して2年目ということでもあり昨年の段階で休校になったり、オンライン授業を行ったりといったような試みはもう行われているはずです。そこの実績をうまく活かしていけば今後も必ずしも全員が登校しなければいけないような仕組みではないものを作ることはできたりしないでしょうか。

 

 

勉強に関しては録画授業もあってもいいのでは

 

学校の勉強についてリアルタイムで先生が生徒に教えるというようなことが標準的なものになっています。

 

リアルタイムで教えるということによってその場で子どもがつまづいていることに気づいたりすることができますし、問題を出したり指名することで理解度を確認することもできます。録画してる授業であれば見ているだけですので本当に子どもが理解してるのかどうかがわからなかったり緊張感が取れてしまったりということもあるかもしれません。

 

ですが全部が全部リアルタイムでの授業である必要性というのもないかと思うのです。そんなにリアルタイムはいいのかと言うと決してすべての子どもが授業を完全に理解できているわけでもありませんし良い成績を出せているわけでもありません。同じように授業しても理解度には相当の格差が発生してしまってますし、優秀な学生もその後塾に行ってまた勉強しなければ来ないというようなことも起こってきてしまっています。

 

それであれば繰り返し見られるような録画の授業も導入してそれぞれの子どもが自分の理解度に合わせて進めていくようなこともあってもいいのではないでしょうか。単純な時間単位の授業ということではうまく当てはまらないところもあると思いますがオンライン授業はできるのであればこのような授業もできてもいいのだと思います。

 

全体的に学校の教育に関してはあまり柔軟性が取れてないようにも思われます。
コロナになったからといって決して授業ができないわけではありませんし、完全に休みしなければいけないというわけではありません。学校の教育に関してはまだまだできるところがあるでしょうし、それを大人の責任を持って進めていかなければいけないかと思っています。


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